東京豊島青果研修

産直センターそ菜部による出荷先の一つである東京豊島青果の視察研修が、6月6日18名の参加により行われました。

研修内容報告  豊島青果株式会社2F会議室にて

※H28年度の野菜、果樹それぞれ、kg単価においては、過去最高の単価であった。
 ただし、それは取引量が多かったわけではなく、天候悪化のせいで、入荷量が減少してしまい、その結果単価が上がってしまった。入荷量は前年より3万トン少ない。

※スーパーや小売店の売り方が変化してきている。東京23区の単身世帯が多くなってきており、食べきりサイズで買う人が増えてきている。売り方も小さく、少なくなってきている。

キュウリの情勢→昨年の秋〜冬 暖冬の影響もあり台風明けは豊作

12月の単価もにぶっていた。1500〜1000円を10月から2月くらいつけていた値段、その後も単価は上がっていないとのこと。

6月梅雨入りすると数量が減るので、価格は上がってくる予定だが、6月20日以降は、また東北産が市場に入ってくるので価格が落ち着く。

インゲンの情勢→鹿児島、千葉、山形が流通500〜600円/kgケンタッキーは1000円/kg



出された意見・質問
産直センターとしては、キュウリは6月20日過ぎ辺りから、インゲンは6月下旬から出せると思う。
しかし、最近また気温が下がってきているので、遅れる可能性はある。

生産者の高齢化について市場はどう思うか
    →市場も実感する事があるが、その中でも法人化して若い人でやっている農家少しいる。
   主に東京近郊の農家には若い人が増えつつある。
   福島は、3時間で流通出来るので近い方だと思う。

豊島青果の小林さんより、キュウリの状況は早く知りたい、毎日9時頃電話で少し先の状況を教えて欲しいとのこと。


            研修レポート :  事務局 土井




須賀川農民連

農民連とは、農業と農家の暮らしを守る農家の為の全国組織です。             須賀川農民連は、福島県須賀川市に有る会員数260名の組織です。 主な活動内容としては、農産物の販売、栽培講習会・勉強会の実施、(公的)農業労災保険の加入、種苗・農業資材の共同購入、税金申告、原発事故の損害賠償請求、放射能測定、その他会員要求をみんなで実現出来るよう様々な活動をしています。

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